2012年1月 裏磐梯旅行(2~3日目)

二日目(1/8)

朝5時ぐらいにトイレに行きたくなり一回起きた。たらふく酒を飲んで二日酔いになっているかもと思ったのだが、幸いなことにそんなことにはなっていなかった。そしてベッドから這い出し、立ち上がろうとしたら体の異変に気が付く。ふくらはぎと腿がひどい筋肉痛だ。背中や肩の按配も、凝っているようで体の動かし方がなんかおかしい気持ちになる。泊まっている部屋にはトイレがなく、5段ぐらい階段を降りたところにトイレがあるのだが、このトイレまでの道のりがつらかった。なんとか用を済ませてベッドに戻って寝ようとするが、体の節々が痛くてどうも寝られるような感じではない。なので、いっそのこと温泉に入って体を温めることにした。

ペンションフレージェには、風呂が二つある。一つは半露天の風呂。半露天というのは、窓を開け放つことができるようにできることだからだが、冬季は基本閉めきっている。半露天の風呂場は後から増築したものだが、温かい風呂場ということもあって断熱構造にはなっていないので風呂場そのものは基本的に寒い。しかし檜風呂の温泉は大変気分がいいし、時間があれば寒いところで入る温かい風呂なので、比較的長風呂が可能な点が、いいと思う。もう一つは、当初からのお風呂をいったん改築した、赤御影をふんだんに使った内風呂。こちらの風呂は屋内にあることや、風呂自体が深く大きいので、非常にゆったりと入れる。半露天の風呂よりも場所は狭いが、肩までじっくり浸かるのに適したのはこちらの方。先ほど苦労して上り下りしたトイレの向かいにあるところだ。

朝方のとても寒い時間帯ということや、あんまり長風呂する気もなかったこと、体をじっくり風呂に浸からせたかったことから、内風呂に浸かることに決めた。10分ほど風呂に浸かってからベッドに戻るとすぐに寝ることができた。

朝、7:30ごろに起きたと思う。起きてみると果たして、筋肉痛はたいして良くなっていなかった。こんな足が痛い状態でスキーなんかできるのだろうかと思いながら、着替える。そして朝食だ。

朝食は、自家製パンのトーストとサラダ、ソーセージ、里芋の味噌和えとココット。あと人参とごぼうのスープ。普段の朝食はほとんど食べられない娘も、全部は食べられなかったものの、思っていたよりもずっと食べてくれた。残ったものをすべて平らげて、妻を置いてスキー場に向かう。妻は妻の同級生家族とランチをイル・レガーロで食べるということで別行動。

今日のスキー場は、グランデコ。グランデコは標高の高い、周りに町もないようなところにあるスキー場だ。雪質はよいのだが、行くまでに時間がかかる。途中の道も比較的除雪されていないため滑り止めは必須だ。今回向かっている途中でタイヤの滑り止めの確認をしていた。かなりの凍結路となっていたため、のろのろと数珠つなぎになってグランデコの駐車場を目指す。

昨日の猪苗代や、裏磐梯のスキー場では駐車場料金が無料になってきているところが多いそうなのだが、グランデコは現在でも週末や祝日に限って1000円とられる。

この日は大変な人が押し寄せたらしく(後で聞いたところによると、3000人ぐらいの来場者が見込まれていたらしい)スキーの道具はすべてグランデコでレンタルする。ウェアと自分のブーツとストックは持っているが、子供たちのスキーセットと自分のスキーを借りないといけない。これに30分以上時間がかかり、若干うんざり。そして、レンタルできたら次はゴンドラに乗ろうと列に並ぶが、待ち時間40分の表示。それでも並んでみる、そんなに待たないかもしれないしなどと楽観的に思いながら。でも実際はそのぐらいかかり、子供たちはいい加減に不満顔。ゴンドラに乗った時間は、すでに11:30を回っていた。

ゴンドラを降りてから滑り出す。昨日滑った感触が残っているせいか、子供たちは調子よく滑る。ゴンドラからアカデココースを滑るゲレンデの斜度は非常に初心者向きの緩やかなもの。最初に滑るにはいい感じだ。ゲレンデに右側端には、等間隔に赤と青の非常に低いポールのようなものが並んでいて、スラロームの練習ができるようになっていた。自分も含めてみなこのスラロームを難なくこなす。少し滑ると第2クアッドリフト乗り場が目につく。リフト乗り場の待ち行列は短かったので、何本かこのリフトを使うことにした。そのうち、息子が下まで長く滑りたいというので、下まで滑って第1パラレルリフトに並ぶ。リフト待ちの列は短い。ゴンドラの待ち時間は遠目でみると30分と書いてある。やはりリフトの方が回転がいいようだ。

グランデコは、ホテルが隣接されている。ゴンドラはこのホテル宿泊者用の優先レーンが設置されている。ディズニーランドのファストパスと同じようなものだが、これが一日ずっと続くようなものだ。優先レーンに並ぶと、間髪入れずにゴンドラに乗るまで5分ぐらいのところに割り込ませてもらえる。このため一般の列の進みは悪くなる。一方リフトには、ホテル宿泊者優先レーンはない。優先レーンではなくて、一人専用の優先レーンがある。しかしリフトに4人きれいにそろって座ることはない。なので、リフトの稼働率を高めるにはいい策だと思う。リフトの方が乗り降りに時間もかからず、並ぶ人数もゴンドラより少ないせいか、リフトの方が進む速度はゴンドラに比べて遅いかもしれないが、総合的な回転はいいと思う。またグランデコのリフトはすべてフードつきなので、寒くないうえ、足を置く台もあるから長いこと座っていても疲れない。なので、グランデコは混んでいるときはリフトを乗り継いだ方がいいと思う。

子供たちは疲れも見せずに滑りまくる。足が筋肉痛だった自分も、筋肉痛の痛みを感じない。子供のペースはそんなに速くないから、こちらは休み休み滑るのもあって、体があんまり温まらない。開脚歩行を一回やればいい具合に温まるものの、やるほどのことはなかったので、結局体はあんまり温まることなくずっと滑っていた。

昼食は麓のレストランは混むので、第1パラレルリフトを降りたところにあるレストランに向かう。この時すでに13:30過ぎていた。だいぶ空いているだろうという読みもあったが、実際はあんまり空いていなかった。食事は、子供たちは注文を受けてから焼くピザ(このレストランの名物らしい)、こちらはオムライスを注文。ピザは食べていないもののオムライスは正直言って、昔ながらのゲレ食レベルだった。昨日の猪苗代のソースカツ丼やカレーライスの方が数倍おいしかった。

食事を済ませたら時間は14:30だった。リフトは16:00で終わりなので、あと1時間30分ほどしかないということで、最初にレンタルスキーとゴンドラに並んだ時間を取り戻すつもりで滑り出す。このころになると、若干斜度のきついコースも滑るようになっていて、特に息子は安定したプルークボーゲンでコントロールされたスピードで降りていく。大したものだと思う。娘はどうも足がだいぶ冷えてしまって元気がなくなってしまったようだ。もう最後のリフトに乗るというときになって、「足が冷たい」と訴えだした。娘が訴えだすと、息子も「足が冷たい」とオウム返しのように訴え始める。こちらはもうとうに冷たかったものの、もともと体が冷えていたこともあって、冷たさに慣れてしまったこともあってたいして問題ではなかったし、せっかくだから最後の一本のリフトになだめすかして乗らせた。

最後の滑りもみな転ぶことなく滑り降りてから、レンタルスキーを返す段になると大変長い列ができていた。16:30までに返さないと延滞料金を取るというレンタルシステム。間に合うんだろうかと並んでみたものの、やっぱり間に合わなかった(確か10分ぐらい遅れたと思った)。でも延滞料金は取られなかった。

車でフレージェに戻るが、車の列がずっと続いてのろのろ運転で走行する。これは五色沼の駐車場のところの信号までこの調子だろうというのは容易に想像できたので、仕方ないと思ってあきらめてのんびり運転する。

フレージェに戻ると妻が出迎えてくれた。だいぶ帰りつくのが遅くなったが(確か17:30ごろ)、すぐに風呂に入る。フレージェについても筋肉痛の痛みは感じなかったものの、風呂に入ってゆっくりすると疲れていることを感じさせられた。子供たちはテレビが気になるのか、早く出たかがっている様子だったので、子供たちだけ先に出して、ゆっくりと風呂に浸かる。

そして晩御飯、この日の晩御飯も前日に負けず劣らずの豪華な食事だった。ワインのお付き合いの相手がいないので、前日ほど飲まなかったものの、それでも前日の体験もう凌駕させられるような素晴らしいステーキをいただいた。ステーキは、シャトーブリアン、カイノミ、鴨肉、猪肉の盛り合わせだった。どれも素晴らしくおいしかったが、カイノミは本当に絶品だった。オーナーの話によると、カイノミは起床肉で切り身で買うと絶対に入手できず、部位ごと丸ごと買わないと手に入らないと言っていた。そんな希少な肉をいただいていいんだろうかと思いながらも、遠慮なく食べてしまった。

この日は、酒量はほどほどに抑えたこともあって、落ち着いて歯磨きをして寝た。その時間は22時前。いつもに増して早寝で非常に健康的な暮らしだ。起きて痛くても、起きていられないほど疲れたので当然ともいえるが。

三日目(1/9)

この日も3時ごろに一回起きた。でもすぐに用を済ませて寝た。でも足は筋肉痛でトイレへの階段は苦痛だった。今度は7時ごろに起きた。筋肉痛がつらい。なので一人でまた風呂に入る。もうスキーはしない。でも痛いのは困る。

朝食を食べた後、妻は雪かきを始める。妻はなぜか雪かきが大好きで、冬にフレージェに来ると必ず雪かきをする。しかし前日の夜は雪が降らず雪は全然積もっていなかった。それでもテラスを雪かきしだす。テラスには雪があまり積もっていなくて、氷がほとんどであまり取れなかったようだ。娘は小さな雪だるまを作っていた。息子はつららをたくさん集めていた。こっちは荷物の整理と積み込みという実に地味な作業をこなす。

そして帰る時がやってきた。オーナーたちに何度も世話になったお礼を申し上げて、帰路につく。そして大きなトラブルもなく、帰り着く。また明日から、仕事お日々に戻る。正月休みからの復帰よりもつらそうだったが、果たして実際はそうだった。楽しいことありすぎるのも困ったものだ。

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