光の道
NTT分割は見送り=回線貸与料下げを提案-総務省作業部会またしてもソフトバンクの話題で恐縮だが、ソフトバンクの「光の道」構想はあまりにも杜撰だという話。
池田信夫氏のTweet (Twitter)
http://twitter.com/ikedanob/status/6343330992492544
孫社長が出し直してきた3度目の「光の道」構想はまたも「机上の空論」 (現代ビジネス)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1581
どうも今回の件といい、ひとつ前のグラフの話といい、大きなお金を動かすという話の割には稚拙な印象を受けるのだが、本当にソフトバンクは大丈夫なのだろうか?
案の定、「光の道」構想を実現する最大のポイントである、彼らの目標としていたNTT分割提案は見送られてしまった。
NTT分割は見送り=回線貸与料下げを提案-総務省作業部会 (時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201011/2010112200292&rel=j&g=eco
ソフトバンク側は反発を強めるそうであるが、なにぶん計画提案自体が矛盾を解決できていない、株主の利益を損なう提案、税金は使わないといいながらも国からの拠出金を求めている、といった無茶苦茶なものであったが故に、自分たちの主張が通らなかったとわかってもらいたいところだ。
ソフトバンクは過去より、メッセージ性を強めるため、かなり高い目標を実現できるとして、数々の発表を行ってきているが、その目標を当初の宣言通りに実現できたものが思いつかない。予定より大幅に遅れて実現とか、なかったことになっているとか、そういった聞き手を馬鹿にしたような発表が多いように思う。もう少し、現実的に頷ける提案をしてもらえないのだろうか?