2006年03月24日
Skype
諸般の事情で、Skypeを使ってみることにしました。結構便利だなぁと思いました。
Skypeというのは、要はYahoo!メッセンジャーのようなものですね。使い手側の意識としてはそんなようなものでしょう。Yahoo!メッセンジャーよりも通話という点が強調されていますね。だから無料の電話ソフトウェアのような感じで使えるのが、Yahoo!メッセンジャーとの使ったときの感じ方の違いになるでしょうか?
Skypeで一番の肝は、P2Pソフトウェアとしての面ですね。普通に一対一の通話の場合は、そのユーザのパソコン同士が接続されて、お互い音声メッセージ、テキストメッセージなどがやり取りされるようになることですが、この相手のPCと直接接続するって言うのは結構大変なことなんですよ。これがネットワークの知識をまったくと言っていいほど必要としないで接続できるというのは、本当にこれは凄いものだと思うんですよね。
大体僕のPCなんかは、マンションのネットワークがつながっているプロバイダによって各スイッチのポートごとにVLANが切ってあって、隣の部屋にも接続できないようになっているネットワークなのに、こともなげにそういった普通には接続し合えない環境のPC同士をつなぐことができるんです。いや、本当に凄いもんですよ。
攻殻機動隊というアニメを見ると、電脳ネットワークというのが広がっていて、人形遣いはその中で生きている意識であるという話が出てきますが、Skypeの技術もこんな感じなんですよね。そこかしこにSkypeのネットワーク情報を支えるメタデータと呼ばれる管理情報をこっそり持っていたりするんです。それらを有機的につなぎあい、情報を交換し合うことで、自分が接続したい相手のPCを特定したりするんですよね。
最近はWinnyというP2Pソフトウェアによる情報流出事件が多発していますけど、Skypeも一歩間違えて何らかのセキュリティホールを暴かれ、各PCで保持しているユーザ情報などがばら撒かれたりしたら怖いものです。ただ、Skypeでは文字情報が少ないのが救いかもしれません。チャットのソフトウェアというよりは、通話のソフトウェアとして仕立ててあるので、通話内容をデータファイルにするロジックさえなければさしたる問題ではないかと思うんですよね。しかも、通話内容のデータファイルを機械的にテキストファイルに変換する技術もそれほど発達していないので、会話の内容が取り返しのつかない勢いで広まることはそれほどないかなと僕は思ってます(層は思わない人もたくさんいるとは思いますけど)。
妻は海外にいる知り合いがいて、その知り合いとの連絡に使ったりしています。お互いにSkypeで通話できるのなら、これほどコストのかからない国際通話の手段もそうありません。しかも5人同時に会話ができるのですから、世界中に散らばっている友達相手におしゃべりがほぼ無料でできるのだから、凄い世の中になったのだなと実感した日でした。
投稿者 GonGon : 2006年03月24日 23:27
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